前回のサンプルコードに含まれる¥マーク(円マーク)について解説していきます。
前回のサンプルコードの中に、下記と同じ記述が含まれていましたよね?
print ("<img src = ¥"http://www.moshimo.com/item_image/{$ImageCode}/1/l.jpg¥" border=¥"0¥" alt=¥"$name¥">");
HTMLタグを理解している人なら分かると思いますが、普通は画像をページ上に表示する場合は下記のようになります。
<img src = "http://www.moshimo.com/item_image/{$ImageCode}/1/l.jpg" border="0" alt="$name">
これが普通誰もが記述するimgタグだと思います。
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それを、PHPとして表示させるために、
print (" この部分にタグを記述します。 ");
するとこのような記述になりますよね?
print (" <img src = "http://www.moshimo.com/item_image/{$ImageCode}/1/l.jpg" border="0" alt="$name">");
この記述に書き換えてサーバーへアップロードしてみてください。
試しにサイトにアクセスすると、syntax errorというものが表示されてページが表示されません。
HTMLのimgタグとしては問題ないのですが、PHPで使った場合は「 " (ダブルクォーテーション)」は文字列を表す記号なので、PHPでは間違って読み取ってしまうんです。
なので、文字列と間違えてしまわないよう、ただの「 " 」ですよ~って教えてあげる必要が出てきます。
そこで、前回登場した ¥マーク を「 " 」の前に記述してあげるのです。
src=" " と、border=" " と、alt=" " の計6か所です。
print ("<img src = ¥"http://www.moshimo.com/item_image/{$ImageCode}/1/l.jpg¥" border=¥"0¥" alt=¥"$name¥">");
「 width 」 や 「 height 」を使う場合も同じです。
width=¥"300¥" や、height=¥"300¥" のように使います。
この¥マークはPHPでは「エスケープシーケンス」と呼ばれています。
みんなが大好きな円マークとは少し違うんですねぇ (^^)
この「エスケープシーケンス」ですが、実は他にも使わないといけない文字がいくつかあるんです。
エスケープシーケンスについての解説は多分これっきりで、今後の解説はしないと思いますので、一覧表を別ページで用意しておきますので、そちらを参考にしてください。
エスケープシーケンス一覧表
今回は¥マーク「エスケープシーケンス」についての解説でした。
ブログの上では正常に表示されないので、全角(¥)表示しています。
実際にソース内に書き込む場合は半角文字で入力するようにしてください。